2016/02/03
以前のブログで「筋交」と「面材」について少し触れました。
本日はそれを簡単に説明してみたいと思います。
「竜前の家」では外部にダイライトという構造用の面材によって耐力壁としています。
![](/wp-content/uploads/R0038158.jpg)
そして内部には「筋交」を柱間に施工しています。
![](/wp-content/uploads/R0038155.jpg)
斜めに見える木材が「筋交」です。
これらを木造住宅の耐力壁と言います。
耐力壁は簡単に言えば、地震や風による横揺れの力、水平力に対抗します。
建物は重力による荷重を常に支えているので、地震の縦揺れの力にはもともと強い構造になってます。
問題は水平方向の力の対処です。
![](/wp-content/uploads/mennzai.jpg)
柱と土台、梁だけでは、横から押すと簡単に倒れてしまします。
なので、柱間に、上のように、面材を貼ったり、斜めに木材を入れて
対抗できるようにすることが大切なのです。
![](/wp-content/uploads/tairyokuheki.jpg)
耐力壁の場所や数は、その家の大きさや重さによって変わってきます。
重い住宅は、水平にかかる力も大きくなるので、耐力壁の数も多くなります。
わかりやすいのが屋根の素材。
瓦とガルバリウム鋼板葺きなどによる違い。
瓦は重い材料に分類されるので、耐力壁の計算も重い建物になります。
ガルバのように鉄板系は軽い材料になるので、計算も軽い建物になります。
後はバランスや1階と2階のつながりを意識して、耐力壁の配置を考えます。
できれば1階と2階の同じ位置に耐力壁を配置するのが、最適です。
上下で壁がバラバラ、とか、耐力壁の場所が一か所に偏っているなど
もし計画中の家が、そんな状態であったなら、考え直したほうがいいです。
中には、設計の資格等を有さない営業さんが、プランを考えることもあると聞くので・・・
間取りは部屋を配置するパズルゲームではありません。
設計段階から、この耐力壁の配置や上下の連続も考慮していくべきです。
本日はそれを簡単に説明してみたいと思います。
「竜前の家」では外部にダイライトという構造用の面材によって耐力壁としています。
![](/wp-content/uploads/R0038158.jpg)
そして内部には「筋交」を柱間に施工しています。
![](/wp-content/uploads/R0038155.jpg)
斜めに見える木材が「筋交」です。
これらを木造住宅の耐力壁と言います。
耐力壁は簡単に言えば、地震や風による横揺れの力、水平力に対抗します。
建物は重力による荷重を常に支えているので、地震の縦揺れの力にはもともと強い構造になってます。
問題は水平方向の力の対処です。
![](/wp-content/uploads/mennzai.jpg)
柱と土台、梁だけでは、横から押すと簡単に倒れてしまします。
なので、柱間に、上のように、面材を貼ったり、斜めに木材を入れて
対抗できるようにすることが大切なのです。
![](/wp-content/uploads/tairyokuheki.jpg)
耐力壁の場所や数は、その家の大きさや重さによって変わってきます。
重い住宅は、水平にかかる力も大きくなるので、耐力壁の数も多くなります。
わかりやすいのが屋根の素材。
瓦とガルバリウム鋼板葺きなどによる違い。
瓦は重い材料に分類されるので、耐力壁の計算も重い建物になります。
ガルバのように鉄板系は軽い材料になるので、計算も軽い建物になります。
後はバランスや1階と2階のつながりを意識して、耐力壁の配置を考えます。
できれば1階と2階の同じ位置に耐力壁を配置するのが、最適です。
上下で壁がバラバラ、とか、耐力壁の場所が一か所に偏っているなど
もし計画中の家が、そんな状態であったなら、考え直したほうがいいです。
中には、設計の資格等を有さない営業さんが、プランを考えることもあると聞くので・・・
間取りは部屋を配置するパズルゲームではありません。
設計段階から、この耐力壁の配置や上下の連続も考慮していくべきです。